プロパンガスの性質・特性
プロパンガスの性質・特性
お客さまがお使いのLPガス(プロパンガス)についてご紹介いたします。
ガス容器の中に入っているガスはLPガス(液体)です。LPガスは石油ガスを液化したもので、正確には「液化石油ガス (liquefied petroleum gas)」といい、その頭文字を取って「LPG」つまり「LPガス」といいます。
ご家庭に供給しているLPガスは、プロパンが主成分のためプロパンガスとも呼ばれています。
プロパンガスの性質や特性には以下のようなものが挙げられます。
- プロパンガスは簡単に液体になる性質があります。沸点が-42℃ですので、室温では気体となります。運搬などをする際には、低温もしくは容器内を高圧にして液体とし、効率よく管理しています。
- 各家庭まで直接燃料が供給されるため、電気の送電ロスのような無駄がなく、燃焼時のCO2排出量も石油や石炭に比べると少なくなっており、エコロジーといえます。
ガスボンベで供給できるプロパンガスは、災害時にいち早く復旧するライフラインであり、携帯性に優れ、被災地や避難所などでお役に立っております。
プロパンガスは、本来においがありません。しかし、ガスが漏れた時にすぐ気付くよう、あえてにおいをつけています。このにおいの成分は、プロパンガスの燃焼と共に無臭になるので、プロパンガスが正しく使われている限りにおう事はありません。
マイコンメータ・警報器について
ガスのご利用は、屋外に設置されているマイコンメータによって管理しています。マイコンメータの取扱い・操作は、係員またはその指示に従って行って下さい。特に開栓・閉栓を係員が行わない場合、料金のトラブルや重大な事故に発展しかねません。 係員がお伺いし直接操作を行いますので、お客さまの判断で操作を行わないようお願いいたします。
警報器には、「プロパンガス警報器」「都市ガス警報器」「火災警報器」「複合型警報器」など があり、このうち「火災警報器」は消防法により設置が義務付けられております。 警報器の設置により、落命や住宅焼損の回避、火災の早期発見・通報が可能となり、火災による被害を 軽減させる事ができます。
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「急にガスが出なくなった」「お湯が出ない」「警報器作動によるガス遮断」 などのトラブルの場合、マイコンメータの復帰のため、お電話にて操作をお願いする場合がございます が、その際は必ず係員の指示に従って下さい。
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係員とは、弊社もしくは弊社が委託した会社の係員を指します。
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既存住宅への火災警報器設置義務化の期限は 平成20年6月1日から平成23年6月1日の間となっております。